前輪駆動式車いす


     



 前輪が駆動輪となり、両手で前輪のハンドリムを操作する車いす。トラベラー型ともいう。車いすが登場した初期には、この形式が多かったが、近年では使用されることが少なくなった。
 
1.後輪駆動式車いすよりも小回りがきく。
2.前輪が大車輪のためベッドなどに近づくのが難しく、移乗動作がしにくくなる。
3.キャスターが後方にあり、ハンドリムを回す力の違いで左右に振られやすく、操縦が難しい。
4.ハンドリムが肩よりもかなり前方にくるためこぎやすい。
5.前進からの段差越えは行いやすいが、バックからの段差降りは危険である。
6.フットレスト、レッグレスト、アームレストのオプションのバリエーションがないため、移乗能力・身体機能に適合させにくい。
 
 基本的に後輪駆動式車いすと同様である。旋回時に、後ろが回転するため、操作には慣れが必要である。