電動車いす(室内用電動車いす)


     



 車幅や全長が短く、狭い室内でも移動しやすくしたタイプ。他の電動車いすに比べ、駆動輪も小さい。室内用電動車いすの中には、座席の昇降機構を持ったものもある(電動車いす(座席昇降機構付き電動車いす)参照)。外観と機能で分類すると、次のようなタイプがある。
1.事務用椅子を電動車いすにしたようなタイプ
 キャスターが小さいため、わずかな段差も越えられないことがある。平地走行であれば安全である。
2.側方から見て、駆動輪が椅子の中央で前後にキャスターを付けたタイプ
 3センチ程度の段差越えが可能。
 
 事務用いすを電動車いすにしたタイプは、コンパクトで段差のない室内移動には最適である。しかし、背もたれ高さが低く、もたれ掛かると後方へ傾斜するので、体幹のバランスが取りにくい方には、座りにくく座位姿勢が崩れることがある。
 
1.走行は、ジョイスティックレバーで、他の電動車いすと同様の方法で行う。
2.3cm程度の段差を越えるとき、後方へ体重をかけ、走行コントロールレバーを前へ倒すと、前輪が浮いて、段差を越えられる。
3.レッグレストが装備されていない場合が多いので、走行時の足の安定性を得るためには、フットレストの高さ調節で下腿の長さに合わせることが重要である。