モジュラ車いす


     



 部品の組み替えができ、車輪やシートの位置を調整できるフレームをベースとした車いす。システムの組み方によって、別の種類に変更できる。
車いす全体のデザインが決まっており、車いす各部の選択寸法を一定間隔ごとに選択して、身体寸法に合わせようとするものである。納期が早く、製品を入手した後でも、座幅以外の各部の寸法調整ができるものが多い。海外の車いすは、この種の車いすが多い。日本でもこの種の車いすが生産されている。
 
1.全体の重量や大きさ、各部の機構、シートや背もたれ(バックレスト)材料の柔らかさ、好みのデザインなどで車いすを選択する。
2.座幅(シート幅)や座の奥行き(シート奥行き)、背もたれの高さ(バックレスト高)、座の高さ(シート前座高:高座高)、車軸の位置、タイヤ径や幅、キャスター径、ハンドリム、シートやフレームの色、その他のオプションを決める。注文シートに記入する。
3.完成後、試乗して(座る、駆動する、移乗する)、不具合がある場合は、微調整できる。ただし、座幅(シート幅)は変更することができない。サイズを大きく変更するときは、部品を取り寄せて交換するか、納入業者に取り替えを依頼することになる。
4.成長や体重の増加で座幅(シート幅)が代わる可能性がある場合は、スカートガードが布製で、アームレストが高さ調整式のものを選択すること。車軸の取り付け位置は、5cm程度であれば外に出すことができる場合が多いため、身体の腰幅が太くなっても車輪を外へ広げることで、身体に無理のない幅にすることができる。
 
 使い方は、自操式車いすと同じである。ただし、使用して不都合を感じた場合、座位姿勢や車軸の位置など多くの部分を調整することで、合わせることができる。