マットレス


     



マットレスはベッドと一体に使用するが、必ずセットで購入しなげれぱならないものではなく、別々に購入可能なものである。
マットレスの機能としては、吸湿性、保温性、通気性、弾力性があり、大きさや厚さのみならず、材質による特徴がそれぞれ異なるため、ベッドと同様、寝心地の良さ、離床動作のしやすさ、ベッド上の生活動作のしやすさ、の視点から検討する。
 
1.ベッドと共に寝具選びの目的を考える。
2.褥瘡予防だけの視点でなく、起き上がりから離床動作のしやすさ、体位変換など介護のしやすさも考慮する。
3.やや幅広のほうが起き上がりなど離床動作がしやすい。
4.幅が広すぎると介護動作がしにくくなる。
5.介護をおこなうとき、介護者は片膝をマットレスの上に乗せると腰痛を予防できる。
6.安易にエアーマットレスなど褥瘡予防マットレスを使用すると、離床動作ができなくなる。
7.オーバーレイマットレスの組み台わせも含め選択する。