問題点 |
骨折する以前は全て自立していたが、自宅で転倒した経緯があり、転倒の危険性をできるだけ少なくする住宅改修を行う方向性で検討する。 独居で、家族も同居の意思はあるものの、本人は家族に迷惑をかけたくないという気持ちが強い。 また第三者の介入も極力避けたい状況がある。- 家屋内の空間が広く、空間移動が多くなる危険性がある。
- 2センチ程度の段差が多い。
- 浴室の段差、浴槽内の深さがある。
- 手術後間もないため、浴槽の跨ぎ越し動作は人工骨頭に負担をかける可能性がある。
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家族・本人の要望 |
- 在宅生活継続希望が強いが、第三者の介入もできるだけ避けたい。
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住宅改修の目的 |
- 家事援助ヘルパー利用と宅配食事サービスを利用しながら、安否確認が行える状況にする。
- 自宅内で独りになる時間が多くなることから、本人の生活空間における危険性をできるだけ少なくするように住宅改修を行う。
- 空間が広いため動線に手すりを設置する。また動線における段差についても少なくし、転倒を予防する。
- トイレについては動作の安楽を目的とし、入浴は既存の状況では危険性が高いため、浴槽への出入りの方法を跨ぎ動作から腰掛け動作へ変更し、介助者のスペースを確保、脱衣所~洗い場の段差解消を目的とする。
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住宅改修の場所と内容 |
- 玄関フロアー:横手すりの設置、敷居の撤去。
- 浴室:横・縦手すりの設置、内開き戸を折れ戸へ変更、洗い場の段差解消すのこの設置、移乗台の設置、浴槽台の設置。
- トイレ:手すりの設置。
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支援チームの構成 |
在宅介護支援センターPT、住宅改修専門業者 |