切り分け器具(包丁)


     



 食材を切るときに手関節を保護する包丁。手関節尺屈位で握らなくてすむような柄の角度になっている。
 
 重量、柄の角度、大きさ、握りやすさ、切りやすさで選ぶ。

【刃の形状】
 切るものによって刃の形状・サイズを選ぶ。大きなものを切る場合には、刃の高さがあるものを選ぶ。

【柄の形状】
 柄は棒状のものと、輪状のものがある。握力が不十分で握っているものを落としやすい人は輪状が良い。
 
 リウマチで手関節・膝関節に障害がある人が、いす座位で食材を切る場合に、このナイフの柄の角度が有効に働いて切りやすい。