お年寄りにはお風呂が大好きという方がたくさんいらっしゃいます。清潔を保つということだけでなく、1日の終わりにゆっくりと体を温め、精神的にもリラックスできる時問です。
しかし、身体の動きに制約が生じ、自宅のお風呂に入りにくくなると、すぐに施設浴を考えることが多いようです。すぐに施設浴という前に、自宅のお風呂に入れないか、よく考えてみましょう。自宅のお風呂にはそれなりの良さがあります。
一方、入浴という動作は多くの危険を伴う動作でもあります。物理的な意味だけを考えてみても、
● 滑りやすい環境である
● 裸であることから手がかりがなくなる
● 段差が多い
● お湯という浮カが働き、おぼれる可能性のある環境である
など、危険を生じる要素はたくさんあります。
十分検討して安全に、快適に入浴できるよう配慮しましょう。
● 自宅で入浴する利点は 
● 浴槽から自分で出ることができる人 
● 浴槽から出られなくなったら 
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