ハンドリム表面材質
@仕様の意味
・金属、樹脂、生ゴム、その他のいずれかということ。
A商品を選ぶ際に影響する事項
・駆動
B選択の基準と留意点
・一般的には、接触時の強度を考慮し、金属のものを選ぶことが多い。
・樹脂製のものや生ゴムを巻くと、重くなるが、握力の弱い人、上肢筋力の弱い人には摩擦抵抗が大きくなり駆動しやすくなる。
C備考(特殊な条件等)
・ハンドリムを握る力が極端に弱い人や上手に握れない人の場合には、ノブをつけるのも有効であるが、車いすの全幅が広くなる。
・金属製のハンドリムを使用する場合、炎天下で長時間さらされるとかなり高温となるので注意が必要である。また、氷点下となる環境では、素手で握ると皮膚がくっついて離れなくなる。
・金属製のハンドリムを使用する場合、長い下り坂をブレーキをかけながら下ると、ハンドリムが高温になったり、摩擦で皮膚を火傷することがあるので、手袋などの配慮が必要である。