障害者自立支援機器 ニーズ・シーズマッチング強化事業


出展企業情報
※掲載されている情報は、ニーズ・シーズマッチング交流会(令和4年10月)時点の情報です。
出展者情報
会社名・団体名株式会社アイエスゲート
カブシキガイシャアイエスゲート
http://www.isgate.co.jp/
住所〒〒131-0045
東京都墨田区押上二丁目20番2-401号
TEL03-5879-4527
FAX03-5879-4528
担当部署・役職
シニアメディカルフェロー
担当者宮田 充
ミヤタ ミツル
E-maile-kensa_navi@isgate.co.jp
出展機器情報

名称(仮称)

聴覚障がい者向けX線検査支援システム

出展管理番号/30-E01-01

障害分類名/障害者のコミュニケーションを支援する機器、障害者の就労活動を支援する機器、その他

Case画像

出展年度

平成30年度

開発の状況

開発した胃部X線検査時の支援システムは、2017年7月から販売中です。
胃部X線検査中だけでなく、前後の指示内容と手話への対応等を新たに開発しました。

想定している対象者

X線検査を受診する聴覚障がい者とその検査を実施する医療機関の検査者

当該製品のセールスポイント

従来音声のみで行われていた検査指示の内容が検査室内の被検者に文字だけでなくイラストやアニメーションでも表示。
検査指示をわかりやすく伝えることが出来るシステムです。
特に「もう少し右」などの体位変換の微調整が健聴者にもわかりやすいとご評価いただいております。

想定している仕様

操作用タブレットPC、表示媒体(液晶モニター、ヘッドマウントディスプレイ等)およびスピーカー等。

販売の目途、販売予定価格

開発済みの胃部X線検査時の支援システムは、2017年7月から販売中です。オープン価格。
2次開発したものは2018年12月からの販売を予定しております。

国や地方自治体からの開発援助の状況

NICT(情報通信研究機構)の平成28年度 チャレンジド向け通信・放送役務提供・開発推進助成金
「聴覚障がい者向けX線検査におけるクラウド型支援システムの開発とサービス提供」
NICT(情報通信研究機構)の平成29年度 チャレンジド向け通信・放送役務提供・開発推進助成金
「手話アニメーションを用いた聴覚障がい者向けX線検査支援システムの追加機能開発とサービス提供」
NICT(情報通信研究機構)の平成30年度 チャレンジド向け通信・放送役務提供・開発推進助成金
「聴覚障害者向けX線検査支援システムの追加機能開発および放射線治療支援システムの開発」

開発助成採択状況

2.NICT(情報通信研究機構)

交流した内容や、今後の機器開発の進め方・抱負

昨年、弊社ブースにお越しいただいた、聴覚障がい者の方々から、胃部X線検査で困っている具体例をお聞きすることが出来ました。
また、支援システムを体験した方からは「このようなシステムがあると安心して検査受診出来るので普及して欲しい」との意見を多く頂きました。
この支援システムは、販売開始から半年で全国8地域中6地域の6施設10台が昨年度導入されています。
支援システムの普及だけではなく、住民健診を行う行政とその地域に住む聴覚障がい者の方々と支援システムを導入した医療機関が繋がるような仕組みづくりも重要と考えます。
聴覚障がい者の方々がどこでも安心して検査を受診できるように、使う側の方からのご意見を伺いながら、より良い支援システムの開発はもちろんの事、安心して受診できる仕組みづくりにもお役に立てればと考えておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

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