091206便器


簡単な説明
便や尿を受ける用具。主にトイレ(便所)で使用される便器と、寝室で使用するものに分かれる。トイレで使用する便器は腰かけるタイプ(洋式便器)としゃがむタイプ(和式便器)がある。両者は水洗機能が付いているものとないものがある。立ちしゃがみの動作が安定しない高齢者にとっては、腰かけるタイプ(洋式便器)のほうが使いやすい。寝室で使用する尿器や便器には、ポータブルトイレ、おまる、差し込み便器、ベッドパン等の種類がある。
ここでは、通常家庭で使用されているタンク一体型とワンピース型を示す。
【タンク一体型腰かけ式便器(図1)】
A.利点:立ちしゃがみが困難な高齢者にとって、和式便器より腰かけ式便器のほうが優れている。このタイプはロータンク(後部の水タンク)が後ろに付いている標準型。価格が安い。
B.欠点:特になし。
C.使用上の注意:立ち座りが不安定な場合は手すりをつける。
【ワンピース型腰かけ式便器(図2)】
A.利点:このタイプはロータンク(後部の水タンク)が一体なので、後ろから介助するのにタンクが邪魔にならない。
B.欠点:特になし。
C.使用上の注意:立ち座りが不安定な場合は、手すりを付ける。