テクノエイド協会

Welcome to association for technical aids' home page

福祉用具の選び方・使い方

091233差し込み便器

簡単な説明

ベッド上で便や尿をとる便器。仰臥位でお尻の下に差し込んで使用する。大きなものは陰部洗浄の場合の汚水受けとして使用することも多い。

【小型差し込み型(図1)】
A.利点:プラスチック製なので軽い。挿入しやすい。
B.欠点:特になし。
C.適応:腰上げが困難な人。身体の小さい人。
D.不適応:褥瘡がある場合、当たらないように注意が必要。
E.使用上の注意:形状が小型のため、臀部が汚染されやすい。あらかじめ容器の中に紙を当てるなどして、尿のはね返りによる汚染を予防する。

【ベッドパンタイプ(図2)】
A.利点:広い面積で尿や便がとれる。太った人にも活用できる。
B.欠点:重い。腰上げができない場合、使用が困難。
C.適応:太った人。尿や便の量が多い人。腰上げができる人。 
D.不適応:褥瘡がある場合、当たらないように注意する。 
E.使用上の注意:重いので、介護者に力がない場合、使用しにくい。ステンレス製は消毒がしやすい。陰部洗浄の場合の汚水受けにも使用できる。

【3.ゴム製(図3)】
A.利点:エアーでふくらませるので、当たりが柔らかい。腰上げができない人でも使用できる。 
B.欠点:掃除が困難。
C.適応:腰上げができない人。
D.不適応:介護者が空気を注入できない場合。
E.使用上の注意:長時間の圧迫に耐えられない人には便利である。

pagetop