092718連結ユニットと収尿器


簡単な説明
受尿部と蓄尿部が分かれている手持ち式収尿器。受尿部と蓄尿部はそれぞれをチューブで連結している。受尿部は男性用と女性用がある。
【落下式(図1)】
A.利点:処理を待つことができる。寝たきりでも自分でできる。
B.欠点:使用に熟練が必要。人によっては尿道口がうまく合わない。寝た姿勢でしか使用できない。ホースが汚染されやすく、掃除が困難。受尿部と蓄尿部の段差が必要。女性の場合、仰臥位では使いにくい。
C.適応:排尿後すぐ処理ができないが、自分で受尿部を当てることができる人。尿意がはっきりしている人。
D.不適応:尿意がない人。女性の場合座位での使用。
E.使用上の注意:失敗なく使用するためにはある程度の訓練が必要である。慣れれば寝たきりであってもほとんど自立できるが、同時に衣服の工夫も必要。
【自動吸引式(図2)】
A.利点:センサーによって尿を吸引するので汚染が少ない。段差がなくても尿が流れる。尿が密閉されるので臭気が少ない。
B.欠点:音がうるさい。高価。重く持ち運びが不便。掃除が困難。
C.適応:寝たきりですぐに処理ができない人。自分で受尿部を当てることができる人。尿意がはっきりしている人。
D.使用上の注意:失敗なく使用するにはある程度の訓練が必要。慣れれば寝たきりであってもほとんど自立できるが、同時に衣服の工夫も必要。音に慣れることも必要である。