テクノエイド協会

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福祉用具の選び方・使い方

123612住宅用設置型リフト

簡単な説明

浴室や玄関などで、住宅構造に設置して使用するリフト。天井走行リフトを除く。全体を固定して使用する専用型と、本体一部を持ち運んで複数場所で使用できるポータブル型とがある。

【水道水圧利用タイプ(図1)】
1.マストを立て、水圧を利用して昇降する。
2.アームの中間に関節があるので、移乗範囲が広く、浴室の構造によっては脱衣室から吊り上げることができる。
3.ユニットバスでも使用できることがあることと、固定する際に建物に傷を付けずに固定することができる場合があるので、賃貸住宅や集合住宅でも固定することができる。

【手動巻き上げタイプ】
1.壁面にアームを固定し、ロープを手動で巻き上げて昇降させる。
2.巻き上げ機構本体はアームが取り外せる。
3.中間 に関節があるので、移動範囲が広い。

【電動タイプ(図2)】
1.玄関など家屋からの出入り口に、マストを立てるか、直接柱・壁などに固定して使用する。
2.使用場所には、固定具を設置する必要がある。この固定具

は、マストを立てたり、壁面に固定したり、使用状況に応じて選択する。

【電動ポータブルタイプ(図3)】
1.駆動機、アーム、ハンガーが分解して運搬でき、移乗介助の必要な場所で使用できる。
2.玄関などの家屋からの出入り口、ベッド、浴室などで使用できる。専用機として使用することもできる。
3.使用場所には、固定具を設置する必要がある。この固定具は、マストを立てたり、壁面に固定したり、使用環境に応じて選択する。
4.駆動機、アーム、ハンガーが脱着でき、浴室、玄関、ベッドなどで使用できる。
5.床走行式リフトをポータブル化したような構造である。
6.車いすごと吊り上げることもできる場合がある。
7.移乗場面が多い場合には比較的安価である。

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