240603瓶・缶・容器を開けるための補助具
簡単な説明
市販されている保存食品等は保存性を高めるために厳重に密閉されている。そのため、容器の蓋や栓、開閉口を開け閉めするために力を必要とするが、手指の力が弱い人が容易に行えるための用具である。
選び方
ネジキャップを開ける用具は開けようとするもの本体を固定する必要があるが、固定力が弱い人は「固定するための用具」と併用すると良い。
１．ゴムが硬質で摩擦力が強いものを選ぶ。
２．手でネジを回し、蓋を切れる用具もあるが、電動式は手動式に比べてはるかに少ない力で安全に開けられる。
使い方
【ネジキャップを開ける用具】
ビンやペットボトルの蓋に、この用具を被せて回すと、摩擦を利用して蓋を開けることができる。蓋の径よりも大きな径に力を入れるので、少ない力で蓋を開けることができる。段階的に数種の径に適合する。ビン、ボトル本体を固定する必要がある。
【栓を開ける用具】
ワインのコルク栓を少ない力で抜くことができる。螺旋状のネジをコルクにねじ込み、左右のバーを下げると、テコの原理が働き、栓を少ない力で抜くことができる。ビン本体を固定する必要がある。
【カン詰めを開ける用具】
カン詰めの蓋面を本器のマグネット部に付け、上部のスイッチを押すと電動でカンが回転しながら蓋を切る。スイッチが大きいので、指先以外の掌や肘でも操作可能。
【袋状パックの封を開ける用具】
本器は棚の下側や台の上に粘着テープで固定する。カッター部に袋の封を押し当てながら袋を動かすと封が切れ、指先を酷使せずに封を開けることができる。
