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新しい福祉用具の開発への要望 |
回答者の性別 ・年齢 |
所属している機関・団体 |
職種 |
1 |
福祉用具で一番困るもので、かつニーズがあるものとしてスロープが挙げられる。団地等多様な使用環境において、既成のスロープでは対応出来ないことが多い。2,3段の階段を大きな発砲スチロールを切り、表面にベニヤ板をつけて、スロープをつくった経験がある。 |
男性・30歳代 |
在宅介護支援センター |
企画・開発 |
2 |
片麻痺で、入浴時自分で背中等を洗いたいが、ボディブラシでは十分洗えない場合がある。小さな力で操作できるブラシを開発してほしい。 |
女性・30歳代 |
身体障害者更生援護施設 |
看護婦/士 |
3 |
車いす使用の方にとっても高さがちょうどよく、足が下に入る洗濯機の開発を望む。 |
男性・20歳代 |
身体障害者更生援護施設 |
介護福祉士、社会福祉主事、ホームヘルパー、生活指導員 |
4 |
常時蓄尿用バルーンカテーテルをつけている人のための車いす。蓄尿袋が上手に隠せて逆流してこないような装置付きの車いすを開発してほしい。 |
女性・40歳代 |
老人保健施設、医療機関、リハビリテーションセンター |
看護婦/士 |
5 |
車いすで外から家に戻ったときに車いすの車輪の汚れが簡単に取れるマットなどを開発してほしい。 |
男性・30歳代 |
販売・施行会社 |
その他 |
6 |
重度心身障害者は、寝たきり状態で過ごすことが多いため、物への興味があっても移動できず、意欲を低下させている現状が多い。遊具感覚で安全に簡単に移動でき、その上遊ぶものがいろいろ付いているような遊具感覚の電動車いすがあるといい。 |
女性・40歳代 |
生活実習所 |
作業療法士 |
7 |
聾唖者の手話を機械が瞬時に読み取り、声を発するスピーカーの開発。 |
男性・40歳代 |
身体障害者更生援護施設 |
その他 |
8 |
頚損の方は自力でナースコールを押すことが困難なので、簡単に操作できる器具類を開発してほしい。 |
男性・20歳代 |
身体障害者療護施設 |
介助員 |
9 |
足腰の機能の低下により、重い物を持ったり屈伸運動を要する動作はお年寄りの方にとって辛いため。座ったままや、手作動のみで掃除が出来る道具があるといい。 |
男性・20歳代 |
在宅介護支援センター |
介護福祉士、社会福祉主事、ケースワーカー |
10 |
リウマチを20代の頃から発症している人の例だが、ヘルパーがいない時にトイレに行った時の着脱は「まごの手」を利用してズボンの上げ下げをしている。また、他の人では、杖を利用してズボンの上げ下げをしている例がある。 |
女性・30歳代 |
在宅介護支援センター |
看護婦/士、ケアマネージャー、社会福祉主事 |
11 |
トイレの温水洗浄機は指にスイッチを押す力がない人の場合、声で反応して水が流れるようにする開発。 |
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12 |
食事用スプーンは柄の部分の素材が色々あるが、施設入所者は、食器を熱消毒するため、ほとんど使えない。OTが作らざるをえない。スポンジ(ウレタン)等は軽く持ちやすいのでいいが、洗う際に水分を吸収するため、乾きにくいため、朝食に使用後、濡れたまま昼、夕と使うことになる。 |
女性・30歳代 |
身体障害者更生援護施設 |
作業療法士 |
13 |
座ったままで水に入れ、浮かんで遊べるもの。(座位困難な人でも水に親しむ為のレクリエーション用具) |
男性・20歳代 |
身体障害者通所授産施設 |
作業指導員 |
14 |
パーキンソンは、すくみ足、小刻みの現象が出るが、目印があれば、スムーズに歩行が出来るので、パーキンソンの歩行用に光か何かで足元に線が出せるようなものがほしい。 |
男性・20歳代 |
身体障害者センター |
作業療法士 |
15 |
手指の拘縮予防の用具が少ない。手袋タイプで広がるような物はないか。無理に延ばさないもので、拘縮の程度によりバネの強さを変えられるもの。バネ式で自然に、むりなく広げるような力があるもの。 |
男性・40歳代 |
身体障害者療護施設 |
介護福祉士 |
16 |
上肢に麻痺のある者に、ムシ歯、口臭が多い。手を細かに動かさなくても完璧に綺麗にできる歯ブラや、個々人の歯形にフィットできる電動歯ブラシ。または、口に含んだ水に超音波波動物を与える装置等。 |
男性・50歳代 |
身体障害者更生援護施設 |
指導員 |
17 |
マジックテープで止める形の肌着は、洗濯をするうちにマジックテープにゴミがついてしまいくっつかなくなってしまうので、マジックテープのように簡単に付けることが出来、洗濯しても粘着力の低下しない商品を開発してほしい。 |
女性・20歳代 |
在宅介護支援センター |
メディカルソーシャルワーカー |
18 |
コミュニケーションエイド。口びるの動きで相手の言っていることが理解できる。唇の動きを読み取る機械の開発(音のキャッチは既にある)。 |
女性・40歳代 |
医療機関 |
作業療法士 |
19 |
雨や雪の日でも外出出来る衣類、靴がほしいという希望が多い。(リハビリシューズは布製が多く、雨の日、雪の日は大変である) |
女性・60歳代 |
社会福祉協議会 |
介護福祉士 |
20 |
収尿器を使う際(車いす上で)、上肢を使っておしりをもち上げられない方に、市販の物を使ってクッションを作り、介助者が使いやすくなった。取り外し、排泄の時はその部分を外し、レシーバー(女性)をはめ込んで使っている。 |
女性・20歳代 |
身体障害者通所授産施設、身体障害者自立支援センター |
ケースワーカー |