:::: 福祉用具開発者向情報 ::::

○ ほとんど毎日利用している福祉用具

ほとんど毎日利用している福祉用具は、「特殊ベッド」（54.6％）が過半数を占め最も多く、次いで「車いす（手動）」（38.8％）と「マットレス」（37.8％）の順となった。逆に、「ストマ用装具」（1.5％）、「補聴器」（2.6％）、「体位変換器」（3.1％）、「緊急通報装置」（3.6％）などをほとんど毎日利用している人の比率は低くなっている。
性別にみると、全体の比率を大きく上回っているものとして男性は「車いす（手動）」（11.2ポイント）と「収尿器」（6.2ポイント）、女性は「便座（腰掛便座）」（6.2ポイント）が挙げられ、各者にとって毎日利用することが特に多い福祉用具であることがわかる。

　性別　ほとんど毎日利用している福祉用具（複数回答）

	調査数（件）	特殊ベッド	マットレス	褥そう予防用具	体位変換器	車いす（手動）	電動車いす	歩行器・歩行車	杖	便器（腰掛便座）	収尿器	ストマ用装具	入浴用チェアー	移動用リフト	手すり	緊急通報装置	痴呆性老人徘徊感知機器	補聴器	その他	無回答
全　体	196	54.6	37.8	25.0	3.1	38.8	4.6	6.6	14.8	25.5	8.2	1.5	12.2	6.1	20.9	3.6	-	2.6	21.9	18.4
男　性	90	60.0	38.9	28.9	2.2	50.0	7.8	4.4	17.8	18.9	14.4	1.1	14.4	10.0	20.0	1.1	-	2.2	24.4	11.1
女　性	101	49.5	36.6	22.8	4.0	29.7	2.0	8.9	12.9	31.7	2.0	2.0	10.9	3.0	21.8	50.0	-	3.0	19.8	24.8
無回答	5	60.0	40.0	-	-	20.0	-	-	-	20.0	20.0	-	-	-	20.0	20.0	-	-	20.0	20.0

○ 年齢別　ほとんど毎日利用している福祉用具

年齢別では、30歳以下の人で「補聴器」（15.6ポイント）と「移動用リフト」（12.1ポイント）、30歳代の人で「電動車いす」（14.2ポイント）、60歳代以上の人で「特殊ベッド」（11.0ポイント）が全体の比率を10ポイント以上と大きく上回っており、それらの年代において毎日利用することが特に多い福祉用具であるといえる。

　年齢別　ほとんど毎日利用している福祉用具（複数回答）

	調査数（件）	特殊ベッド	マットレス	褥そう予防用具	体位変換器	車いす（手動）	電動車いす	歩行器・歩行車	杖	便器（腰掛便座）	収尿器	ストマ用装具	入浴用チェアー	移動用リフト	手すり	緊急通報装置	痴呆性老人徘徊感知機器	補聴器	その他	無回答
全　体	196	54.6	37.8	25.0	3.1	38.8	4.6	6.6	14.8	25.5	8.2	1.5	12.2	6.1	20.9	3.6	-	2.6	21.9	18.4
30歳以下	11	36.4	45.5	27.3	-	45.5	9.1	9.1	9.1	9.1	-	9.1	18.2	18.2	18.2	-	-	18.2	9.1	27.3
30歳代	16	31.3	12.5	12.5	-	37.5	18.8	-	6.3	25.0	12.5	-	6.3	12.5	12.5	-	-	-	18.8	43.8
40歳代	20	30.0	35.0	30.0	5.0	45.0	5.0	-	5.0	5.0	15.0	5.0	10.0	15.0	15.0	5.0	-	-	20.0	35.0
50歳代	19	42.1	26.3	15.8	5.3	26.3	-	5.3	21.1	26.3	5.3	-	15.8	-	10.5	-	-	-	31.6	21.1
60歳代以上	122	65.6	43.4	27.0	2.5	41.0	3.3	9.0	18.0	32.0	7.4	0.8	13.1	4.1	26.2	4.1	-	2.5	23.0	9.8
無回答	8	50.5	25.0	25.0	12.5	12.5	-	-	-	-	12.5	-	-	-	-	12.5	-	-	1.0	37.5