住宅改修情報

汽車式便器を簡易便座で腰掛け式にしていたが、洋式便器に変更した例

基本情報
年 齢 36歳 同居家族構成 両親
性 別 女性 主介護者 母親
疾患名 脳炎、てんかん 家屋の所有形態 持ち家
障害部位 左半身麻痺 家屋の建築形態 木造、一戸建て
要介護度 なし
身体障害者手帳1種2級
周辺環境 大都市郊外の住宅地
日常生活の状況(改修前の状況)
起 居 自立 排 泄 一部介助
移 動 歩行にて自立
長距離は車いす使用(てんかん発作があるため)
入 浴 全介助
移 乗 つかまる所があれば可 介護サービスの
利用状況
改修前:なし
改修後:なし
実際の改修箇所
カメラ 図面のこのマークにマウスをのせると実際の写真が表示されます。
改修前の状況
改修前
改修後の状況
改修後
住宅改修の概略
問題点
  • 現在、汽車便式トイレに簡易式カバーで洋式にし、使用してきたが、本人の体重が増加し、ドスンと腰を降ろすため、カバーにヒビがすぐ入ってしまう。
    また、出入り口に段差があり、つまづきそうになることがある。
家族・本人の要望 安全にトイレ動作が行え、また介護負担が軽減するようにする。
住宅改修の目的 トイレ入り口及びトイレ内の段差を解消し、トイレ内での移動を容易にする。
住宅改修の場所と内容 汽車便式トイレを洋式に変更し、廊下との段差をなくす。
支援チームの構成 ケースワーカー、PT、工務店
福祉用具
支援前 洋式便座両用式、車いす(手押し型)
支援後 なし
改修後の評価
安全にトイレ動作が行えるようになり、介護負担が軽滅された。
残された課題
69歳と65歳になる高齢の両親が娘を介護しているため、今後他者の介護力の導入も検討していく必要があると思われる。