障害者自立支援機器 ニーズ・シーズマッチング強化事業


出展企業情報
※掲載されている情報は、ニーズ・シーズマッチング交流会(令和4年10月)時点の情報です。
出展者情報
会社名・団体名株式会社日本アシスト
ニホンアシスト
http://www.nihon-assist.com/
住所〒543-0021
大阪市天王寺区東高津町11-9 上本町ビル8階
TEL06-6765-2888
FAX06-6765-2887
担当部署・役職統括本部 部長
担当者オオモリ ヒロシ
大森 浩之
E-mailh-omori@nihon-assist.com
出展機器情報

名称(仮称)

ロボット便座β

出展管理番号/27-G08-01

障害分類名/肢体障害者の日常生活機器

Case画像

出展年度

平成27年度

開発の状況

本年6月に各種認可を受け8月には販売活動を行う予定です

想定している対象者

厚生労働省平成18年度の、身体障害(児・者)の実態調査結果によれば,366万人であり,うち脳血管障害下肢障害,骨間接疾患,リュウマチ疾患,脊椎損傷,脳神経疾患,小児麻痺,筋ジストロフィ,脳性麻痺など,また,内部疾患である心臓機能障害,呼吸器機能障害などの全体の80%に及ぶ、278万人が車いす利用の障害者であり、これらの方に対して支援可能と思われます。

当該製品のセールスポイント

温水洗浄式のトイレには、温水洗浄で臀部に付着した水滴を乾燥させる温風乾燥機能を備えた物がある。しかしながら、温風によって臀部に付着した水滴を乾燥させるには多くの時間を要し、過度の熱風と乾燥は肛門部の粘膜に障害を与えることになる。また、汚物が臀部に付着した状態で乾燥すると、臀部の汚れが下着に付くなど、不衛生で不快感が残る。これらの理由から、温風乾燥機能を使用せず、トイレットペーパーでお尻を拭くことが、一般化しているのが現状である。温水で臀部を洗浄した後、臀部に付着した水滴を自分の手でトイレットペーパーを使って拭き取るには、腰を上げて、臀部を便座から浮かす必要がある。そのため、腰に障害を持つ人、手足の不自由な人などは、自分で水滴を拭き取ることが困難である。介助者なしでは臀部を拭くことも出来ない、障害者にとって、唯一の自己実現を達成できる商品であろうと確信しております。

想定している仕様

温水洗浄後の臀部の水滴を既存のトイレットペーパーを掴んだヘッドで拭き取り、そのヘッドは毎回洗浄され、清潔安心を提供する。機器の拭き取り位置は個人に合わせた設定を行い快適な使用を可能とする。そして使用状況の管理は時系列で集計でき、USB出力・ネットで配信が可能であり、施設での集中管理および、在宅介護でのかかりつけ医の管理を可能とする。

販売の目途、販売予定価格

本年度は500台を目標に50万円/台の予定価格で販売します。

国や地方自治体からの開発援助の状況

現在は該当するものはありません

開発助成採択状況

なし

交流した内容や、今後の機器開発の進め方・抱負

排泄処理装置のメーカーから販売提携と設置工事・修理体制の全国700拠点での支援についての申し出を受けています。また大手住設メーカー数社からはカタログへの掲載と販売についての応援について申し出があります。高齢化に向け健康寿命を確保するため、ネット配信によるかかりつけ医及び薬局への生体データ(尿・心拍)等の提供を配信する予定です

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