会社名・団体名 | 株式会社 画像聴覚化研究所 カブシキガイシャ ガゾウチョウカクカケンキュウショ |
住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木4-2-20-203 |
TEL | 03-5545-5565 |
FAX | 03-5545-5565 |
担当部署・役職 | 代表取締役 |
担当者 | 黒田 昌弘 クロダ マサヒロ |
mikekako@ksf.biglobe.ne.jp |
名称(仮称) 画像聴覚化装置 (ソニックビスタ P) 出展管理番号/26-D02-01 障害分類名/視覚障害者の日常生活支援機器 |
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出展年度 |
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平成26年度 | |
開発の状況 |
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画像を音変換するソフト(OTDS オトダス)を開発した。地図・天文図、絵画、一般・理療教科書、路線図、教養・趣味関連など各分野のプログラムを作成し、モニター実験を通して改善点の抽出を行っている。これらの中から当面数分野を選定し、より広範なコンテンツを整備する予定。ハード面では視覚障害者が独自に操作できるアクセシビリティーの改善を年度内に完了したい。各地の体験展示会で好評を得て、上市を要望され一定の水準に達している。従来個人的に開発を進めてきたが、一層の改善を図るため、関連技術および情報を保有する企業と接触する方針。 | |
想定している対象者 |
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視覚障害者 | |
当該製品のセールスポイント |
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画像を数万個のドットに分解し、各ドットに個別の音源を与え、順次発音して、音源移動から元の画像をイメージする。ドットに個別の音情報を挿入することができるため、既存の点字書面・触図に較べ、格段に多く詳細な情報を提供できる。市販のパソコンを使用し、コンパクト化と専用機の製作にかかるコストアップの抑制を図る。 | |
想定している仕様 |
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タッチパネル型パソコンを使用、ヘッドホンを通して音(音声を含む)情報を得る。使用者自身がページ変更、拡大縮小(地図、絵画の場合)、音域および音量調節、ドットの発音時間、白黒反転等を操作パネルを用いて行う。画面は10000~60000ドットで構成、使用音域は100~1000 Hz | |
販売の目途、販売予定価格 |
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平成28年上期レンタル開始予定。価格未定。レンタル対象:学校、駅、図書館、美術館・博物館など | |
国や地方自治体からの開発援助の状況 |
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開発援助なし | |
開発助成採択状況 |
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なし | |
交流した内容や、今後の機器開発の進め方・抱負 |
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本装置にとって音(含、音声)が重要な情報伝達手段であるため、膨大な音情報の処理にあたって、合成音技術など参考になる情報を得た。将来的に事典など文字や図面情報の多い書籍を聴覚化するにあたって、合成音技術の進捗を見ながら導入を検討したい。一方、タッチパネル上の目的点に的確に指先を誘導(しせん誘導)するため、初心者用に画面に被せて使用する補助的な触図の併用も考えている。 |