障害者自立支援機器 ニーズ・シーズマッチング強化事業


出展企業情報
※掲載されている情報は、ニーズ・シーズマッチング交流会(令和4年10月)時点の情報です。
出展者情報
会社名・団体名(株)ソキエ
カブシキカイシャ ソキエ
住所〒101-0032
東京都千代田区岩本町2-6-12曙ビル4F
TEL03-5809-2457
FAX03-5809-2454
担当部署・役職営業部
担当者大村 秀男
オオムラ ヒデオ
E-mailh-ohmura@sokie.com
出展機器情報

名称(仮称)

知的障害者向け 見守りシステム

出展管理番号/26-I01-01

障害分類名/障害児の生活を豊かにする支援機器

Case画像

出展年度

平成26年度

開発の状況

実証実験により基本的な機能・性能を確認した状況です。

想定している対象者

グループホームなどや在宅で生活する障害者

当該製品のセールスポイント

本システムは、施設の介護者の支援機器として複数の事象を検知可能としたセンサーユニットをグループホームなど障害者の個室内に設置することにより、支援者が個室内の状況を外部から把握できるようになり、障害者が夜間に安心して過ごせることが特徴です。その状況を記録し、状況に応じて取り出すことを可能にする仕組みを有し、障害者施設または病院などの施設を対象とする場合(施設向け)は、個室内の「プライバシー」を最大限維持しつつ、必要な見守りが行なえることから、対象となる障害者には、安眠の実現や「他人に邪魔されない満足感」がえられ、行動記録は体調管理に活用できます。個人で利用する場合(在宅システム)も、遠隔見守りや状況記録が可能である他、映像記録装置との連動仕様により、効率よく状況把握・分析が可能となり、使用する障害者の治療等に益する成果をもたらします。

想定している仕様

夜間障害者が就寝するベッド上の天井にセンサーを設置し、ベッド及びベッド周辺での、呼吸の状態・てんかんの発作・転倒などの事象と離室・離床などの部屋での行動を介護人の控室に置かれた画面上に表示する。それらの状況をサーバ内のデータベースに蓄積する。必要に応じて指定した日の呼吸などの状況を12時間分印刷する機能があり、特に前夜の状況を印刷すれば体調管理にも使用可能です。

販売の目途、販売予定価格

販売の目途(H27年度第一四半期) 販売予定価格 ・在宅システム ;253千円(個人使用の場合のビデオカメラ系不含) ・施設むけ ;3000千円(管理用機器と10部屋のセンサー機器及び工事を含む。(費用はいずれも税抜き)

国や地方自治体からの開発援助の状況

開発助成採択状況

厚生労働省

交流した内容や、今後の機器開発の進め方・抱負

我々がシステムの狙いとして目指しているのは、知的障害者の自立支援施設での安心・安全を実感していただくことだが、障害者を交流会の参加者として期待することは困難であろうと了解するところであり、主に施設の関係者との交流が図れればと考えていた。 その結果、自閉症サポートセンターの責任者の方から、このような分野でも極めて要求度が高いことが分かり、また、知的障害者施設で支援者として実際に勤務されている方の生の声や、現在福祉関係学校に通う学生の方々との話ができるなど、期待以上のものが得られた。今後はシステムの応用の範囲を拡大することを計画している。

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