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事例詳細

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委託事業

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福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報の取り扱い

Case:368

背上げ不良姿勢で食事介助を行い、誤嚥しそうになる

場面の説明

脚側に滑り落ちた不良姿勢のまま、ベッド上での食事介助をしてしまい、誤嚥しそうになった

Case368:背上げ不良姿勢で食事介助を行い、誤嚥しそうになる
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
181209(電動ギャッチベッド)
介護テクノロジー

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解説

不良な姿勢は誤嚥の大きな原因となります。特にベッドの機能のみでの背上げ姿勢では頭をしっかりと起こすことができず、誤嚥しやすい姿勢になります。できるだけベッドから離れて食事をすることが大切ですが、やむを得ずベッド上での食事介助となる場合には、背を上げる前に寝ている位置を調整し、膝を先に上げて身体が脚側にずり落ちないような操作をした上で、肩から頭部にかけてクッションを入れるなど、適切な姿勢づくりにも配慮しましょう。

参考要因

人:姿勢が悪いと誤嚥のリスクが高まることの認識が少なかった
人:枕やクッションで適切な姿勢を作る知識がなかった
モノ:膝上げのできないベッドだった
環境:スタッフが少なく、時間に余裕がなかった
管理:食事介助の研修が行われていなかった

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