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事例詳細

福祉用具ヒヤリハット情報の取り扱い

Case:369

ズッコケた姿勢のまま食事介助を行い、誤嚥しそうになる

場面の説明

ズッコケた不良姿勢を直さずに食事介助をしてしまい、誤嚥しそうになった

Case369:ズッコケた姿勢のまま食事介助を行い、誤嚥しそうになる
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
122103(介助用車いす)
介護ロボット

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解説

誤嚥の原因は様々ですが、食事の際の姿勢も大きく関係しています。車いす上での仙骨座り(ズッコケ座り)では、食事に適した顎を引いた姿勢がとりづらく、食べたものが気道に入りやすくなり誤嚥の危険が高まります。安全な食事のためには、本来車いすから椅子に座りかえることが推奨されますが、体格に合った車いすの選定や食事の前に座り直しを行うこと、踏み台などを用意して足を床につけ、上半身をしっかりと起こして食事をするなどの工夫が大切です。

参考要因

人:介助者が姿勢が悪いと誤嚥を起こしやすいということを知らなかった
人:忙しくて座り直しの介助が面倒だと思ってしまった
モノ:体格に合わず適切な姿勢をとれる車いすではなかった
管理:車いす上での姿勢や、誤嚥の危険についての研修などの情報提供を行っていなかった

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