Case:370
狭い踏切内で対向車を避けようとした際に運転を誤り、脱輪してしまった
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ハンドル型電動車いすの踏切内での事故は多く、列車にはねられて死亡につながる事例も報告されています。脱輪するとモーターの力だけで脱出することは不可能です。行動範囲を拡げる便利な福祉用具ではありますが、利用者の操作能力に加え、危険を予測し回避する判断力も求められます。また、狭い踏切など行動範囲の中での危険個所は利用の前にあらかじめ把握し、安全に操作ができるか、または迂回路を探すなどの対応をしておくことが大切です。
人:脱輪など緊急時に手動操作に切り替える方法を覚えていなかった
人:運転技術が未熟だった
人:危険回避の判断能力の低下があった
モノ:車いすの形状から路肩が死角になって見えづらかった
環境:車通りの多い踏切だった
管理:使用する環境を前提とした注意喚起や説明が不足していた
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