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事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：283
ステップが足と接触し、ケガをしそうになる
場面の説明
車両に乗り込むため車いすで待機していたところ、自動で出てきたステップが利用者の足と接触してしまった
解説
車に乗り込むためのステップはドアの開閉に連動するものが一般的ですが、この事例の福祉車両は、サイドブレーキと連動してステップが出てくる構造であったため、運転手である介助者は運転席にいて、車いすと車両の間隔を把握できなかったとのことです。このような製品の構造に起因する危険性をあらかじめ想定することで、注意を喚起し、ミラーで確認するなどの安全確保が可能となります。普段から想定される危険性を話し合い、認識しておくことが事故防止には有効です。
参考要因
人：利用者の足先がステップとぶつかってしまう位置に車いすを停めてしまった
人：ステップが自動で出てくることを知らなかった
モノ：ステップが出てくることを表示する注意喚起がなかった
※Ａ４サイズで収まるＰＤＦファイルが作成されます。
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