厚生労働省老健局
委託事業
Case:405
車いすとの接続固定が不十分だったため段差の振動で片方が外れ、バランスを崩した
車いすけん引装置は、不整地や段差部の通過等の際に効果を発揮する用具で、非常時の避難器具としても活用されています。車いすとの接続固定部分には強い力がかかるので、確実な装着とねじの締め込みが求められます。万一装着が不十分でも外れにくい構造になっていますが、そのまま使い続けると接続部分が変形するなどして、振動などで外れてしまうこともあり危険です。変形がないかなど日ごろからの点検も重要です。
人:適切な固定方法を理解していなかった
人:部品の変形に気づいてもけん引できるので大丈夫だと思っていた
モノ:不十分な接続でもけん引できる構造だった
モノ:不適切な装着で部品に変形が生じていた
管理:不十分な装着がなされていることを把握できていなかった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。