厚生労働省老健局
委託事業
Case:300
車いすに移乗する際に下ろしたアームサポートを上げ忘れたまま、介助者が上着を取ろうと目を離していた。本人は介助者に声をかけようと身を乗り出した
アームサポートを下げたり、跳ね上げができる車いすは、移乗の場面ではとても便利ではありますが、その際の転倒・転落には細心の注意が必要です。機能が多い用具は同時に安全な利用に意識を払うポイントが多いことも事実です。介護者は移乗が終わったらすぐに元に戻し、次の作業に移る習慣を身につけるよう心がけましょう。
人:本人の座位バランスが悪かった
人:介護者が「少しの間であれば大丈夫」と油断していた
モノ:アームサポートの操作が簡単ではなかった