厚生労働省老健局
委託事業
Case:68
歩行車に過度に寄りかかりながら歩行しているうちに、歩行車が進む速度に足がついていけなくなった
馬蹄形の歩行車は、両肘で身体を支え立位がとれる人の歩行を補助する用具です。両肘で支えても立位の安定しない人が過度に寄りかかり、前方に倒れかかると歩行車のみが前方に進み、この事例のような危険が発生してしまいます。利用者の立位・歩行能力をしっかりと見極めて使用することが重要です。
人:利用者の立位・歩行能力と歩行車が適合していなかった
環境:利用者の歩行や立位の能力を判断し、適切な移動手段をアドバイスしてくれる専門家が周囲にいなかった