厚生労働省老健局
委託事業
Case:79
玄関の上りかまちを上がろうとした際、手すりが低く長さも足りなかったため転倒しそうになった
半身麻痺の人に実際に起こった事例です。健側の杖をつきつつ麻痺側の低い手すりを掴んでいたため麻痺側に転倒しそうになったと報告されています。杖の長さと手すりの高さに大きな差があったことも要因と考えられます。体格や身体状況、動作に合わない手すりを無理に利用することはかえって危険です。利用者に合った環境をつくり、無理のない動作で生活しましょう。
人:下肢の機能に左右差があった
人:杖だけでは不安で手すりに手が伸びてしまった
環境:他人に合わせた手すりの高さで、利用者の体格・動作には合っていなかった