厚生労働省老健局
委託事業
Case:332
廊下から居室へミニスロープで介助で斜めにあがろうとして、側方へ重心が傾き過ぎて転倒しそうになった
室内の段差解消にミニスロープを良く使いますが、介助で斜めに上がろうとした時に側方へ重心が傾き過ぎてバランスを崩した事例です。なるべくミニスロープに対して直角に車いすの向きを整え上るのが原則ですが、廊下幅が狭い為にやむを得ない場合はゆっくり介助します。また、斜めに上がらないといけない段差を、床のかさ上げの住宅改修で解消し、他の問題のない場所をミニスロープで直進で移動できるようにする工夫もあります。
人:ミニスロープに斜めに上ろうとした
モノ:ミニスロープの斜度がきつかった
環境:展開するための廊下幅が狭かった
管理:介助方法の確認が出来ていなかった