厚生労働省老健局
委託事業
Case:403
踏切内の通路横に設けられたスペースではレールの隙間が広いことに気づかず、対向の自転車をやり過ごそうとして脱輪してしまう
踏切内の通路では線路部分が広くなっている場合があり、歩行者や自転車のすれ違いの際に退避場所として利用することもありますが、このような箇所ではレールの隙間が広くなっており、また車いすの運転者からも死角で見えづらいことから、容易に脱輪してしまうことが考えられます。踏切内でのすれ違いは極力避け、対向する人や車と充分な距離を確保して、安全な領域を通行できるように、譲り合って横断しましょう。
人:対向してくる自転車に対し自分が避けなければという気持ちになってしまう
人:踏切内の端部の形状が通常の走行部分と異なっていることを知らなかった
人:自転車が譲ってくれるだろうと思い込み、横断を待つ余裕がなかった
モノ:足元の路面状況が確認しづらい形状の車いすだった
管理:踏切内の両端部分への注意喚起が行われていない