厚生労働省老健局
委託事業
Case:292
浴槽から出ようと座面を上昇させていた途中でバッテリーが切れてしまい、浴槽から出られなくなってしまった
バッテリーで駆動する福祉用具は多くありますが、入浴用のリフトは、バッテリーの残量が少なくなると上昇する動作の時に動かなくなる可能性が高く、また手動操作などの非常時の対応策もないため、特に注意が必要な用具であるといえます。使用頻度に応じた充電を行なうことが必要ですが、バッテリー自体にも寿命があり、数年たったものでは駆動できる時間も少なくなるので、早めの交換が大切です。
人:バッテリー残量を把握していなかった
人:不足の事態に備えて予備のバッテリーを用意していなかった
モノ:緊急時に手動で操作ができる仕様ではなかった