厚生労働省老健局
委託事業
Case:142
前方が良く見えなかったため、キャスタが植林のくぼみに落ちてしまった
屋内とは異なり、歩道などの屋外では様々な環境が車いすでの移動の障害となります。この事例では、街路樹の根元にあるくぼみにキャスタがはまり込み、車いすが傾き、急に止まった勢いで利用者が前方に倒れかかっています。介助者からは、利用者の足元付近は死角となり見にくいものですが、少し先の路面状況を把握して余裕をもって障害物を避けるような介助を心がけましょう。
人:よそ見をしていて前方をよく見ていなかった
人:死角になっている箇所に注意がいかなかった
環境:歩道がわずかに傾斜しており、ハンドルをとられてしまった
環境:歩道の有効幅員が狭かった