厚生労働省老健局
委託事業
Case:279
休憩をとるためいすに座ろうとしたが、いすの端に腰掛けたため、本体ごと転倒してしまった
小型のシルバーカーでいす自体が小さかったことが要因の一つと考えられます。シルバーカーには様々な大きさがありますが、歩行や座るときの安定感、ひじ掛けの有無、ブレーキのかけ易さなど、安全性を第一に選定することが大切です。見た目や機能にとらわれて、利用者の能力にそぐわない製品を選定すると、この事例のようなヒヤリ・ハットが起こり易くなります。提供者には、機能面のみを強調した説明にならず、安全につながる製品の特長、危険につながる短所などを分かりやすく説明することが求められます。
人:いすの端に腰掛けてしまった
モノ:シルバーカーが利用者に合っていない