厚生労働省老健局
委託事業
Case:397
通院介助で車両から降りる際、ストレッチャーの脚が固定されず転倒、怪我をしそうになる。
車両に積載が可能なストレッチャーには脚部が自動で開閉する機構がありますが、車両床高さとの適合が悪かったり、地面の凹凸状況によっては脚が完全に開き切らない、またはロックされないこともあります。脚の状態やロック状況を確認することは大切ですが、路面などの状況から危険性を判断できるなど、研修などであらかじめ危険性を予見できる知識を得ることも重要です。
人:どんな環境でも脚は自動で完全に開閉するものだと思っていた
モノ:長期間の使用からフレームにゆがみが起こり、脚のロックが効きにくかった。
環境:路面の状況が見えづらい薄暗い時間帯だった
管理:危険を予見できるような操作説明を実施していなかった