厚生労働省老健局
委託事業
Case:407
入浴後、歩行器を手すり代わりに頼らせて目を離したところ、ブレーキがかかっていなかったため転倒しそうになった
入浴後で疲れがあったことも考えられます。立たせたまま髪のケアなどを行うなどのときも同様ですが、たとえブレーキを確認していても歩行器を手すり代わりにすることはやめ、椅子を用意しましょう。やむを得ず立ったままの姿勢でケアをする際には手すりを利用し、また目を離さないなど作業手順を考慮しましょう。
人:いつもの手順だったので、ブレーキにも特段の注意を払わなかった
環境:脱衣室が狭く、椅子を用意することができなかった
管理:作業手順を検討したことがなかった