厚生労働省老健局
委託事業
Case:411
スロープの長さが不適切で上段乗り込み口に段差ができており、勢いをつけて越えようとして脱輪してしまう
段差高さに対しスロープが短か過ぎ、段上でスロープの端部が床から浮いた状態で乗り込み口に段差が生じていたことが考えられます。適切な長さのスロープを選定することが基本です。玄関の広さ等の関係で適切なスロープを選択できないことも少なくありませんが、そもそも勢いをつける操作自体安全ではなく、より慎重に操作することも必要です。また段差解消機などほかの手段を検討することも大切です。
人:慣れが出て慎重さを欠いていた
人:ゆっくり慎重に操作したかったが体力がなくできなかった
モノ:段差に対しスロープが短かった
環境:広さが足りず適切な長さのスロープを選定できなかった
管理:不適切な長さのスロープ利用の危険性が知らされていなかった