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事例詳細
厚生労働省老健局
委託事業
Case：306
バックで段差スロープに対して斜めに段差を下ろうとした際に、バランスを崩し転倒しそうになる
場面の説明
自室からトイレへ行こうと車いすをバックさせた際に、トイレへ向かう方向転換を急ぎスロープ上を斜めに走行する形となってしまった。転倒防止装置は取り付けてはいなかった
段差・縁石
解説
車いすはバックで移動しているときに急減速すると、後方に転倒しやすいという特性があります。この事例では、スロープ上ですので大車輪が下りたところで重心が後方に偏り転倒しやすい状態であったこと、斜め方向への移動で挙動を乱し、本人の身体が倒れ重心が側方へも偏ってしまったことなどが考えられます。このような車いすの特性と移動する環境を考え、転倒防止装置を装着する、段差スロープではない方法で段差を解消することなどを検討しましょう。
参考要因
人：こんな簡単に転倒してしまうとは思ってもみなかった
モノ：転倒防止装置が付いていなかった
環境：まっすぐに降りてから方向転換するには廊下が狭かった
関連する事例（利用シーン）175件
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Case:63
歩行車で段差にひっかかり、前方へ転倒しそうになる
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Case:115
ベッドの柵（サイドレール）に手押しハンドルが引っかかり、動けなくなる
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Case:66
馬蹄形の歩行車でわずかな段差を越えようとして、転倒しそうになる
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Case:61
敷居を越えようとしてバランスを崩し、転倒しそうになる
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Case:330
クッションにビニールでカバーをしていた為に、お尻がすべり、転落しそうになる
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Case:370
踏切で脱輪してしまい、列車にはねられそうになる
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Case:65
キャスタがエレベータの隙間に入り、身動きがとれなくなる
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Case:165
溝に気づかず走行し、脱輪しそうになる
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Case:70
シルバーカーをエスカレータで使用して、転倒しそうになる -
Case:228
床面とベースのわずかな段差につまづき、転倒しそうになる
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Case:72
シルバーカーを持ち上げてバスに乗ろうとした際、つまずいて転倒しそうになる -
Case:221
裏表を間違えて設置していたため、スロープがガタつく
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Case:365
こたつ布団が歩行器の車輪に絡まり転びそうになる
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Case:383
警告ブザーに驚き、運転操作を誤りそうになった
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Case:142
街路樹のくぼみにキャスタがはまりこみ、転落しそうになる
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Case:243
片側のハンドルが急に下がり、転倒しそうになる
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Case:10
利用者のつま先をベッドフレームにぶつけそうになる
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Case:373
据え置き型手すりが破損し転びそうになる -
Case:236
反対側から押していたため、うまく操作できずバランスを崩して転倒しそうになる
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Case:150
ブレーキをかけ忘れたことにより車いすが移動し、転倒しそうになる
