厚生労働省老健局
委託事業
Case:171
横断歩道の信号が変わりそうな状況で、利用者は渡りきれると判断して渡り始めたが、思ったほど速度がでなかったため、途中で信号が赤になってしまった
電動車いすの速度は時速最高6キロと決して遅いわけではありませんが、この速度で走行できるのは十分に操作に慣れた利用者だけだと言えるでしょう。安全な運転には、人ごみや道路の幅など様々な環境を把握し、時間内に渡りきる余裕を判断することができる心身機能が必要であり、単に運転操作ができるか否かで利用の可否を判断することは適切ではありません。
人:渡りきれるだろうと思った
人:自転車など別の乗り物の感覚で走行していた
環境:信号が変わるのが早かった