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Information on accidents and near-misses of welfare equipment

事例詳細

厚生労働省老健局
委託事業

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福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報の取り扱い

Case:208

シートを無理やり引き抜いたため、転落しそうになる

場面の説明

スライディングシートを使用後、利用者の身体から強引に引き抜こうとしたが、シートごと落としそうになった

Case208:シートを無理やり引き抜いたため、転落しそうになる
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
123306(体位変換用シーツ)
介護テクノロジー

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解説

介助場面での事故事例を検証すると、この事例のように「無理やり」とか「思い切り」といった力任せの介助方法が引き金となっている事例が目立ちます。これらは、正しい介助方法を身につけず自己流で行っている人に多くみられ、スライディングシートを引き抜く際にも、下側を回転させるように引き抜くなど正しい方法があります。このような自己流の介助では利用者にケガをさせるのみでなく、介助者本人も腰痛などの危険が高まると言えます。安全な介助を行うには、正しい介助動作、正しい用具の使い方を習得することが大切です。

参考要因

人:面倒くさかったので、手順通りに処理しなかった
環境:正しい取扱い方法を教えてくれる人が周囲にいなかった
管理:用具の正しい利用方法をスタッフに伝える教育機会を設けていなかった

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  • Case:391 介護ベッドの背を上げる際に背板とベッド柵の間に腕が挟まりそうになる

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  • Case:197 寝返りをする際に手元スイッチを誤ってつかんでしまい、フックが切れて、バランスを崩しそうになる

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  • Case:55 床置き形手すりとベッドの間に身体が挟まり、身動きがとれなくなる

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  • Case:194 背ボトムと足側に設置していたベッド用グリップの間に首を挟まれ、ケガをしそうになる

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