厚生労働省老健局
委託事業
Case:420 NEW
ベッドからの立ち上がりを介助する際、スタンディングリフトの腋下パッドの挿入が不十分だったため外れ、後方にバランスを崩した
腋下にパッドを挿入する構造のスタンディングリフトでは、腋下パッドを十分に挿入し、同時に胸パッドに身体を密着させた状態で体重を腋下と胸に分散させることが大切です。そのためには、まず最初にベッド上で浅めの端座位となり手すりをしっかりと握るなど基本的な使い方を理解することが重要です。握ることが出来ない場合などでは背中にベルトをまわす構造のリフトを選定するなど、身体機能に適合した機種を選定しましょう。
人:胸パッドに身体を密着させることの重要性を意識していなかった
モノ:背中をサポートするベルトの無い機種であった
管理:適切な使用方法の伝達が行われていなかった
管理:用意されている機種がどの程度の身体機能の被介護者に適合するか管理されず、現場まかせであった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。