厚生労働省老健局
委託事業
Case:266
入浴用いすから立ち上がろうとしたところ、浴室床がすべり易くなっていたため、足をすべらした。
身体を洗って立ち上がろうとした際、足をすべらせて転倒しそうになった事例です。浴室では足元の床が石けんなどですべり易くなっていることが多く、転倒の危険が高い場所であるといえます。また、脚力の低下や関節が動かしにくくなった高齢者の中には、立ち上がりに勢いをつけるなど足をすべらせ易い動作をする人が多く、より安全な環境作りが求められます。手すりの設置やすべり止めマットの利用などを検討しましょう。
人:足元をよく見ていなかった
人:脚力が低下し、関節も動かしにくくなっていた
環境:排水が悪く、石けんの泡が溜まりやすかった
管理:床の掃除が行き届かず、すべり易くなっていた
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。