厚生労働省老健局
委託事業
Case:211
端座位をとった際、エアマットの空気が流れてしまって、傾斜がついてしまったが大きく沈み込んだため、座位が崩れてベッドから転倒しそうになる
エアマットは、床ずれを防止するため一般のマットレスとは違いかなり柔らかく、広い面積で身体の重さを支える構造になっています。立ち上がろうと手をついたり、介助者が膝立ちになったりという場面で、一か所に力をかけると大きく沈み込む特性を持っており、座位が崩れてベッドからの転落につながる危険があります。そのような特性をよく理解し、手すりを使った立ち上がり動作を練習するなど、予め安全な使い方を検討しておきましょう。
人:エアマットの特徴を理解していなかった
モノ:特定の箇所に圧力が集中するとマットが大きく沈み込む構造だった
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