テクノエイド協会

Welcome to association for technical aids' home page

Information on accidents and near-misses of welfare equipment

事例詳細

厚生労働省老健局
委託事業

厚生労働省ロゴマーク

福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報の取り扱い

Case:391

介護ベッドの背を上げる際に背板とベッド柵の間に腕が挟まりそうになる

場面の説明

家族が介護ベッドの背上げの操作をしたところ、利用者の腕がベッド柵と上昇していた背板の隙間に挟まり、怪我をしそうになった。

Case391:介護ベッドの背を上げる際に背板とベッド柵の間に腕が挟まりそうになる
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
181209(電動ギャッチベッド)
介護テクノロジー

このページの
二次元バーコード

ダウンロードしてお使い下さい。

二次元バーコード ダウンロード

解説

介護ベッドの背上げの可動部分とベッド柵の間には隙間があり、背上げ操作の前に腕の位置を確認するなど、挟み込みを予防する注意が必要です。このケースでは介助者の立ち位置とは反対側の腕が挟まれそうになっており、腕の位置が見えづらかったことが考えられます。介護ベッドは手元スイッチのボタンを押すだけの簡単操作と思いがちですが、事前の安全確認が大切なことも合わせて説明する必要があります。

参考要因

人:(利用者)腕が挟まっていることを介助者に伝えられなかった
人:(介助者)腕が挟まる隙間があることを知らなかった
モノ:腕が挟まる隙間があった
環境:部屋が狭く、ベッドの片側からしか操作ができなかった
管理:ベッド納品時の操作説明内容が担当者任せになっていた

関連する事例(利用シーン)93件

  • Case:190 寝返りさせたところ、拘縮がひどいためベッドの柵(サイドレール)にぶつかってしまいケガをしそうになる

    Case:190
    寝返りさせたところ、拘縮がひどいためベッドの柵(サイドレール)にぶつかってしまいケガをしそうになる

    特殊寝台付属品
  • Case:216 引っかけてホースが抜けてしまい、空気が流れなくなる

    Case:216
    引っかけてホースが抜けてしまい、空気が流れなくなる

    床ずれ防止用具
  • Case:400 サイドレール受けの樹脂カバーが破損していることに気づかず足を怪我しそうになる

    Case:400
    サイドレール受けの樹脂カバーが破損していることに気づかず足を怪我しそうになる

    特殊寝台
  • Case:179 操作を誤りベッドの高さが上がってしまう

    Case:179
    操作を誤りベッドの高さが上がってしまう

    特殊寝台
  • Case:229 床置き形手すりが外れてしまい、転倒しそうになる

    Case:229
    床置き形手すりが外れてしまい、転倒しそうになる

    手すり
  • Case:414 内側に架けられたエアマットのモーター部に足が接触していて火傷のような症状がでる

    Case:414
    内側に架けられたエアマットのモーター部に足が接触していて火傷のような症状がでる

    床ずれ防止用具
  • Case:217 電源コードが抜けたことで、ポンプの設定が変わる

    Case:217
    電源コードが抜けたことで、ポンプの設定が変わる

    床ずれ防止用具
  • Case:322 柵を外しておむつ交換中に目を離す、または交換後に柵を戻し忘れ、本人がベッドから落ちそうになる

    Case:322
    柵を外しておむつ交換中に目を離す、または交換後に柵を戻し忘れ、本人がベッドから落ちそうになる

    特殊寝台付属品
  • Case:202 ついた手がすべってしまい、転落しそうになる

    Case:202
    ついた手がすべってしまい、転落しそうになる

    特殊寝台
  • Case:420 腋下に入れたパッドの挿入が不十分で外れ、転倒しそうになった

    Case:420
    腋下に入れたパッドの挿入が不十分で外れ、転倒しそうになった

    移動用リフト(つり具の部分を除く)
  • Case:23 ベッドの柵(サイドレール)とベッドの柵(サイドレール)の間に首を挟み、重傷事故に遭いそうになる

    Case:23
    ベッドの柵(サイドレール)とベッドの柵(サイドレール)の間に首を挟み、重傷事故に遭いそうになる

    特殊寝台付属品
  • Case:318 介護者がコンセントを抜いてしまって、空気が抜けてしまう

    Case:318
    介護者がコンセントを抜いてしまって、空気が抜けてしまう

    床ずれ防止用具
  • Case:364 起き上がり時にベッドと手すりの隙間に足が挟まる

    Case:364
    起き上がり時にベッドと手すりの隙間に足が挟まる

    手すり
  • Case:302 徘徊を感知しようとマットを敷いたが、そこをよけて部屋から出てしまう

    Case:302
    徘徊を感知しようとマットを敷いたが、そこをよけて部屋から出てしまう

    認知症徘徊感知機器
  • Case:338 介助のために外していたサイドレールを、ベッドの下降操作により挟み込み、変形しそうになる

    Case:338
    介助のために外していたサイドレールを、ベッドの下降操作により挟み込み、変形しそうになる

    特殊寝台付属品
  • Case:228 床面とベースのわずかな段差につまづき、転倒しそうになる

    Case:228
    床面とベースのわずかな段差につまづき、転倒しそうになる

    手すり
  • Case:27 足側にズレた利用者の身体を、介助者が戻そうとして、ケガをしそうになる

    Case:27
    足側にズレた利用者の身体を、介助者が戻そうとして、ケガをしそうになる

    特殊寝台
  • Case:180 フットボード側から転落しそうになる

    Case:180
    フットボード側から転落しそうになる

    特殊寝台
  • Case:181 ベッドと壁の隙間に体が挟まってしまい、抜けなくなってしまう

    Case:181
    ベッドと壁の隙間に体が挟まってしまい、抜けなくなってしまう

    特殊寝台
  • Case:43 ベッドを最大の高さにしたまま、介助者が目を離してしまい、利用者が落下しそうになる

    Case:43
    ベッドを最大の高さにしたまま、介助者が目を離してしまい、利用者が落下しそうになる

    特殊寝台
もっと見る
福祉用具 選び方・使い方
pagetop