厚生労働省老健局
委託事業
Case:194
背上げ中に姿勢が崩れて身体が横倒れとなってしまい、ベッド用グリップとの隙間に挟まれてしまった
介護用のベッドでは首を挟む事故が多く発生しています。製造者では安全な製品づくりに努めていますが、挟み込み易い部分を完全になくすことは困難です。この事例では手元スイッチを操作をしていますが、安全を確保できない人が操作することは危険です。手元スイッチを手の届かない場所に格納するなど注意しましょう。また、挟み込み易い隙間ができていたところに倒れかかって首を挟むことも考えられます。介助者は姿勢の崩れなども想定して、背もたれの角度などの調整をしてください。
人:このような挟み込みが起こることを想定していなかった
モノ:付属品の組み合わせによっては挟み込み易い箇所ができてしまう
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。