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事例詳細

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福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報の取り扱い

Case:392

介護用ベッドの昇降機構に挟まった異物を取り除いたとたん寝床のフレームが落下した

場面の説明

家族が昇降機構がある介護用ベッドの下部に異物挟まっていることに気づき、手を入れて取り除いたところ、寝床のフレーム部分が落下し怪我をしそうになる

Case392:介護用ベッドの昇降機構に挟まった異物を取り除いたとたん寝床のフレームが落下した
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
181209(電動ギャッチベッド)
介護テクノロジー

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解説

介護用ベッドの昇降機構にはいくつかの種類がありますが、ベッド下にX型のフレームを備える形式のものでは、レールに異物が挟まると動力部分のみが収縮し寝床フレームに支えがない状態になります。この状態で異物を取り除くと寝床フレーム部分は一気に下降し大変危険です。ベッド下に障害物がないことを常に確認し、荷物を置くことの危険性を説明することも大切です。

参考要因

人:ベッドを納品した事業者が異物を挟み込む危険性や対処方法の説明をしていなかった
モノ:昇降機構やレールの位置が異物を挟みやすい形状だった
環境:ベッド下に収納しないとモノがあふれる狭い部屋だった
管理:事業者に対して昇降機構への異物挟み込みリスクの重大さを伝える研修がなかった

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