厚生労働省老健局
委託事業
Case:364
トイレに行こうと慌てて起き上がったところ、ベッドと手すりの間に足が挟まった
家具のベッドと組み合わせで使うことの多い床置き式手すりは、安全な利用のためにはベッドとの隙間を空けずに設置することが大切ですが、隙間を空けずに設置しても置き場所によっては手すりの空間に足など体の一部が入り込んで挟まってしまう危険性があります。この事例は冬の布団に変えた直後に発生しており、従来にもこのような状況になっていたにもかかわらず、布団の厚さが増したことで足が抜けなくなったものと思われます。
人:急いでトイレに行こうと慌てていた
モノ:ベッドの高さと手すり横棒の間隔が広く空いていた
モノ:手すりを置く位置が足と交錯する位置だった
管理:ベッドでの起き上がり動作や、トイレへの動線の検討をせずに手すりの位置を決めてしまった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。