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Information on accidents and near-misses of welfare equipment

事例詳細

厚生労働省老健局
委託事業

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福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報の取り扱い

Case:26

ベッドの背を上げたところ、利用者の身体が足側に大きくズレる

場面の説明

背上げ機能のみ使用していた

Case26:ベッドの背を上げたところ、利用者の身体が足側に大きくズレる
利用シーン
主な利用場所
介護保険の種目
分類コード(CCTA95)
181209(電動ギャッチベッド)
介護ロボット

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解説

ベッドは簡単なスイッチ操作で背もたれの上下が可能ですが、背もたれだけの操作では身体が足方向に大きくズレます。この姿勢では腹部や胸が苦しくなりますので、ズレを抑えるために背を上げる前に足上げ操作をおこない、身体のズレを抑えます。ただしこの操作でも背や胸に強い圧迫を感じることがありますので、自身で身体を動かせない人では、背上げの後、背とマットレスとの間に空間を作り、身体の間との摩擦を解除する介助が必要となります。

参考要因

人:自分で寝る位置を調整できなかった
人:足側にズレない操作方法を教えられていなかった
人:提供者からの操作説明、注意喚起が不足していた
モノ:ズレやすい構造のベッドだった

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