Case:341
床置き手すりの近くに暖房を設置していたため、ベースや支柱部が高温になっていた。そこに素足をのせてしまい火傷しそうになった。
同居家族は認知症で危険性の理解が困難だった。
トイレや脱衣所等での寒さ対策、ヒートショック対策として、暖房をすることが一般化してきましたが、狭い空間にヒーター等の暖房器具と福祉用具を置くと接近しすぎてしまい、その結果、金属部分が高温となり、火傷や火事の原因になることがあります。狭い空間における暖房は、必ず危険性の事前評価が必要です。
人:暖房器具で手すりの金属部分が熱くなることを予測できてなかった
モノ:ヒーターの熱により、金属部分が高温となった
モノ:金属部分がむき出しでカバーがなく、より高温となった
環境:トイレ内が狭かったため、ヒーターと手すりが接近していた
管理:事前に予測し、火傷の危険性を回避した対案をアドバイスする必要があった
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。