厚生労働省老健局
委託事業
Case:143
二人介助で利用者を抱えてベッドに移そうとしたところ、介助者の服の袖口が広がっていたため手押しハンドルに引っかかり、車いすごと転倒しそうになった
手押しハンドルに限らず、車いすにはブレーキレバーなど多くの突起物が付いています。引っかかり易い箇所としては、袖口のほか、上着やズボンの裾などがあげられます。専門職の人はあらかじめ引っかかりにくい形の制服を着用していますので、このようなヒヤリ・ハットは経験していないかもしれませんが、普段着で家族が行う介護では注意しなければならないポイントです。
人:介助に不適切な服を着ていた
人:強引な介助方法で移乗しようとした
人:他の移乗方法を検討していない
モノ:車いすには引っかけ易い箇所がある
環境:狭い場所で移乗していた
※A4サイズで収まるPDFファイルが作成されます。