厚生労働省老健局
委託事業
Case:261
本来使用してはいけない範囲までリフトのアームを傾けて利用者を降ろそうとしたため、本体ごと傾いてしまった
この事例のような据置式リフトは、ベッドの重さを利用するものと、広いベースの面積を確保することにより自立するものがあります。いずれの製品でも荷重をかけて移動できる範囲は限られており、支柱を中心にベッドの反対側までは移動することができません。据置式リフトを利用する際にはポータブルトイレや車いすなどの配置についても検討し、使用上の注意点をよく理解したうえで取り扱うことが大切です。
人:リフトが倒れることを想定できなかった
人:使用上の注意をしっかり伝えていなかった
人:商品の特性を理解していなかった
モノ:荷重をかけて移動できる範囲が限られていた
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